暖房器具が充実している一般的な賃貸住宅では夏冬両方の気温変動に対応出来るように、エアコンが標準設備となっているケースが多いです。しかし北海道では真冬の冷え込みが他県より厳しい事や、真夏でも30度を超える日が1週間前後である事を考慮してエアコンではなく暖房専用器具が備え付けられているのが一般的となって…
北海道では当たり前!?北国ならではの賃貸物件事情とは?
暖房器具が充実している
一般的な賃貸住宅では夏冬両方の気温変動に対応出来るように、エアコンが標準設備となっているケースが多いです。しかし北海道では真冬の冷え込みが他県より厳しい事や、真夏でも30度を超える日が1週間前後である事を考慮してエアコンではなく暖房専用器具が備え付けられているのが一般的となっています。床暖房・ガスストーブ・石油ヒーターなど設備の種類は物件によって様々です。何をエネルギー源とするかで部屋の温まり方やランニングコストが異なるので注意しましょう。
窓は基本的に二重構造
北海道の賃貸物件では寒さ対策として基本的に窓は二重構造になっています。外窓と内窓の間に空気の層が出来るため、断熱性が向上して室温が外気温の影響を受けにくくなるのです。備え付けの暖房設備と併用する事で快適な室温を維持する事が出来るでしょう。また、二重窓は副産物的な効果として防音性・防犯性の向上も期待出来ます。
住宅を守るための「水落とし」は要確認
北海道の冬は住人が「水落とし」を行う事が習慣となっています。冬場の北海道で家を留守にする場合、基本的には暖房を切る事になるでしょう。すると室内は外気温によってどんどん冷え込み、水道管で留まっている水が凍り付いてしまいます。こうした事態を避けるために、住人は家を空ける前に水道管の水を抜き取る必要があるのです。これを一般的に水落とし・水抜きと呼んでいます。北海道の賃貸住宅には水落とし用の設備が設けられており、設備によって操作方法が若干異なるので入居前に確認しておくと安心です。
街中にある北見の賃貸物件は駐車場が付いていない物が少なくありません。築年数が長い物件ほど駐車場が無い傾向にあるので、車を持っている人は別に駐車場を用意する必要があります。